アーセナルとレアルマドリードの敗退で驚いていたら、今度はACミランがデポルティボにまさかの0-4で敗戦を喫して、敗退です。これで、4強はアーセナルを破ったチェルシー(イングランド)、レアルマドリードを倒したモナコ(フランス)、FCポルト(ポルトガル)に、ラコルーニャ(スペイン)に決まりました。
みなさん、レアルやミランやアーセナルが負けるとは思っていなかったかもしれませんが、サッカーはこれだからおもしろいんですよね!
ここで私が思ったのが、第2戦をホームで戦ったほうがいろいろ有利なのでは?と思いました。この件はFCポルトに関しては当てはまりませんが、レアルは第1戦を4-2で勝ちましたが、第2戦は1-3で負けました。ミランも同じです。第1戦を4-1と圧勝しながら、なんと第2戦は0-4の大逆転負けです。アーセナルは後で述べます。
レアルにはベッカムが出場できないこともありましたが、元レアルで現モナコのモリエンテスに第2戦でも決勝点をあげられるなど、モナコとしては最後にホームの利を生かして勝利を呼び込んだかたちとなりました。
ミランは4-1と準決勝進出を絶対的なものにしておきながら、第2戦(アウェー)で、前半で3失点とふがいがなさすぎます。
どんな状況にあれ第2戦がホームなのは、有利でしょう。第1戦から2点、3点差があっても、ホームの応援を生かして積極的に攻めていけばいいわけですし、チームとしても試合の方向性がはっきりしますしね。第1戦から多少間隔があいているのも利点に働きます。前回の敗戦を引きずることなく、戦えるため、気持ちに余裕も出ます。
勝っていながら第2戦がアウェーなのは、戦いにくそうです。きっちり守って試合を始めればいいのですが、なんといってもこれはクラブ世界一を決める大会ですから、ここまでくれば、どこも底力があるのはいうまでもありません。モナコやデポルティボといえども、その国ではよい成績を残しているのです。
アーセナルに関しては、今回は対戦相手が同じ都市のロンドンであるチェルシーということもあり、ホームとアウェーという雰囲気はなかったと思います。それだけに、濃い内容の試合になったとは思いますが…。
どちらにしろ、一応は第2戦はアーセナルがホームだったみたいですけど、同じロンドンですからね、チェルシーには関係なかったと思います。ここは資金力の差でしょうか。メンバーの豊富なチェルシーに比べ、アーセナルは資金がありません。だからメンバーもターンオーバー制なども使えずに、苦しい状態だったと思います。リーグのほうは30戦無敗と記録を作っているだけに、疲れもたまっていたのでしょう。
これからは、この4強のうちどこが優勝するのか予想したいですね!
全く試合が見れない環境がつらいですが…。
はやくスカパーつけたい!!!!
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